絶景の権現山からサルの前栽

憧れの(?)滝畑・サルの前栽に行けるかも? と安易に出かけたが、イヤハヤ、高所恐怖症にとっては辛く苦しい道のりだった。家内は大展望にご満悦。だけど、ワタシャ座り込んでも高度感ある絶景に落ち着かない。ここで昼ご飯なんて喉を通ったものじゃない。名残惜しげの家内を急かせて、怖いところはさっさと退散。喉元過ぎればナントカで、また、あの大絶景を見に行きたいなー。って、どの口がほざくのか。
滝畑ダム駐車場は10時〜16時まで無料で利用でき、こちらに車を停めさせてもらって紅葉進む滝畑ダムの周回路へと入って行く。権現山取り付きはダムの天端を越えるとすぐ、右手フェンスに見落としそうな赤いペンキが目印で、対面の道の左側に手製の階段と小さな道標が誘ってくれる。
自然林の急坂で振り返るとダムの湖面が見え、一気に高度を上げて行くのが実感できる。しっかりとテープが付けられて迷うことはない気持ちのいい登りだ。権現山手前で視界が開け、片側が切れ落ちた小台地からは滝尻集落や大阪市内が見渡せる。
小ピークの権現山を過ぎると、両端の切れ落ちた岩場が現れ、その高度感に冷や汗がどっと湧き出て、家内はそんなによく汗が出せるものだと感心しきりである。しかし、本人はそれどころではない。少しでも目を隠せるものが欲しいので家内に先行してもらう。ストックを預け、手を引いてもらい、全く老妻に介護されている心地で、やっと全貌の見渡せるところにへたり込む。最高の景色! だが、身体を回転させるのもままならない。写真も動画ももっともっとじっくりと撮りたかったが、座り込んでいるだけで恐怖心が湧き出てくる。まして、こんなところでお昼ご飯を食べるなんて、夢のまた夢。


絶景ポイントをそそくさと退散して、左右の切れ落ちた鎌尾根を這うように越えて、気が動転した名残でか、次の分岐を見逃して踏み跡のはっきりとした方向に誘い込まれ下って行くと、前方にとても下れそうにない岩場出現。こりゃ周回は諦めて引き返すしかないなーと、ん、右手に行くべき尾根道が見えるではないか。1回目の道迷いをして、上り返してルートに復帰。左:イワバの道標があって、テープはまっすぐ下るように指示してくれている。ここから鞍部に下り着くまでにも絶景ポイントは何ヶ所かあって、岩湧山の山焼きはこの辺りから見ると奇麗そうである。
鞍部からP451まではホッと一息付ける自然林の中だが、家内はもう少し手前でゆっくりとしたかったみたい。かつて滝畑レイクパークが賑わっていた頃の懐かしい屋根付きベンチを過ぎ、今や見通しの悪くなった展望台に着く。飯を食べるにはいい雰囲気でないので先に進むと急降下。テープも消えたのでスマホで現在地の確認。2度目の道迷いで、90度方向を間違っている。展望台まで戻るとピンクのテープが目に入ったので、ルート復帰と思い込んで確認もせずにテープに誘われるまま下って行く。これが3度目の道迷い。おかしいなぁと気付いたのはもう随分と下ってしまってからだから、登り返すのも面倒である。テープは先までつづいているので何とかなるだろうと下り切ると、以前ワラビをよく採った見覚えのある橋のたもとに着地。清観橋とあった。
P451でしっかりと方向確認すべきで、展望台まで行ったのが道迷いの原因だったようだ。またサルの前栽に行けるのかははなはだ疑問であるが、梨の木峠へのルートは宿題となって残ってしまった。ま、道迷いも結果としてはショートカットとなって、ちょうどいい時間に滝畑レイクパークでお昼になった。



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